何のためにオフィス移転・引越しをするのか?
こんにちは、株式会社ミズホです。
昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止の一環として、
テレワークが推奨されておりテレワークを導入・実施している企業が増え、
今後オフィスのあり方は大きく見直されることが予想されます。
そこで今回からオフィスの移転・引越しについてポイントを解説していきます。
目次
- 何のために移転・引越しをするのか?
- オフィス移転の理由その1「拡張移転」
- オフィス移転の理由その2「縮小移転」
- オフィス移転の理由その3「企業イメージ」
- オフィス移転の理由その4「働き方改革」
- オフィス移転を考える上で大事なこと
何のために移転・引越しをするのか?
オフィスの移転や引越しには何らかの理由がありますよね?
費用も掛かる、労力もかかる、時間もかかる…
社内でも「面倒だし今のままでいいのでは?」「通いなれた場所だしこのままがいい」という意見や
「心機一転違う環境で仕事をするのもいいのでは?」「通勤が便利になるのなら賛成」などなど
色々と意見は出てくるのではないでしょうか。
それではどのような場合にオフィスの移転を行うのか見ていきましょう。
オフィス移転の理由その1「拡張移転」
業績も好調で人数も増やさなければいけないが、今のオフィスだとスペースが狭い。
物理的にオフィスが手狭になるというケースです。
商談スペースの増設やリフレッシュスペースなどを設けて、
社員が活躍しやすい環境を整えることでさらなる業績アップを狙います。
オフィス移転の理由その2「縮小移転」
「拡張移転」とは逆に、業績が悪化してしまい固定費の削減として規模を縮小して、
今よりも安い物件への移転をするケースです。
家賃は毎月の固定費の中でも大きな割合を占めるので、
大幅な経費削減の方法のひとつとなります。
後述しますが必ずしも「縮小移転」イコール「業績悪化」ということではありません。
オフィス移転の理由その3「企業イメージ」
オフィスの所在地も企業イメージのひとつです。
お客様が来た際に「綺麗だな」「カッコいいな」「オシャレだな」と思われた方が好印象ですよね。
就職先を探す際のポイントとしてもオフィスの所在地は常に上位にランクインします。
オフィス見学や面接に来た時に「この会社で働きたい」と思わせることができたら、
良い人材が確保できる確率も上がります。
例えば「〇〇ヒルズに移転しました」というのも企業が成長しているひとつのイメージになりますよね。
オフィス移転の理由その4「働き方改革」
働き方改革の一環としてオフィスのあり方も変わりつつあります。
元々働き方改革として「時差通勤」や「テレワークの推奨」ということは打ち出されてはいましたが、
それほど浸透していたかと言われれば疑問符が付きます。
しかしながら奇しくも昨今の新型コロナウイルス拡大防止による自粛要請の影響でテレワークなどを経験したことにより、
今後、オフィスの縮小やオフィスすら持たないという企業は増えてくるものと思われます。
実際にこの新型コロナウイルスの影響でテレワークを導入・実施している企業はどれくらいあるのでしょうか。
全社テレワークという企業は多くないかもしれませんが、
一部の部署でテレワークを実施しているという企業が多いとは思いますが
この期間でテレワークのメリット・デメリットが実感できた方が多いのではないでしょうか。
実際に弊社の取引先で業績が落ちている訳ではないですが「縮小移転」をした企業があります。
その企業は元々テレワークをしていて、その後オフィスを持ち業務を行っていましたが、
この新型コロナウイルスの影響もあり、所在地を社長の自宅にしオフィスは引き払ったとのことです。
社長のお話では「我々の仕事はオフィスを持たなくてもできるので元の形に戻っただけ」と
おっしゃっていました。
このように業種業態・職種によっては完全にオフィスが必要なくなることもありますが、
多くの企業は今のオフィスのあり方について考えるのではないでしょうか。
オフィス移転をする上で大事なこと
まずどのような理由で移転・引越しをするのかを明確にすること!
最優先すべき項目は変えないことです!
そこがブレてしまうと…
拡張移転が理由だったのに家賃や費用の見積りとの兼ね合いで思ったほど広くならなかった。
縮小移転が理由だったのに思ったほど家賃が下がらなかった。
企業イメージが理由だったのにイメージと違った。
働き方改革が理由だったのに業務効率が悪くなった。
など思い描いていたオフィスにならないこともあります。
次回は「オフィス移転・引越しのスケジューリング」について
書いていきたいと思いますが、理想的には6ヶ月前からプロジェクトを進めていくのがベストです。
オフィス移転・引越しのお見積りご用命はミズホまで!
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